「シアトルラヴァーボーイ」
2003-04シーズン37勝45敗が2004-05シーズンには52勝30敗。サンズに続いて驚きのシアトル・スーパーソニックス。「プレーヤー全員がベストコンディションとしか考えられない」とまで言われたチームである。
地道なディフェンスとチームワークで勝ち続けたソニックスのフランチャイズプレーヤーといえば、この男を嫌いな奴は存在するのかと思うくらいの好青年レイ・アレン。23.9ポイント、3.7アシスト、4.4リバウンド、37.6%3ポイントはリーグ4位。さらに20.5ポイント、5.5リバウンド、5.5リバウンド、40%3ポイントはリーグ11位のラシャード・ルイス。シアトルファンもさぞかし楽しいシーズンだったであろう。
しかし来シーズンのシアトルはまたプレーオフ進出できるか出来ないかのチームに逆戻りである。それは最優秀監督に選ばれてもおかしくなかったマクミランがブレーザーズの監督になってしまったからだ。さらに後半活躍したジャローム・ジェームスがニックスに移籍。CエバンスはいまだFA。
明るい話題といえば、昨シーズン成長したPGルーク・リドナーの3年目はさらに良くなりそうなことと、数字にはならないが、渋いディフェンスでソニックスのフロントコートを支えたPGダニー・フォートンが来シーズンもグッドディフェンスを保証してくれるぐらいだ。
来シーズンもプレーオフで出れれば自力がついた事になるが、ムリならレイ・アレンはゲーリーペイトンになりかねない。
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