「デレク・アンダーソン(ブレーザーズ)、アラン・ヒューストン・ルール適応第1号」
ポートランド.トレイルブレーザーズは2年$19ミリオンの契約が残っているGデレク・アンダーソンに新ルール「大赦条項(アランヒューストンルール)」を適応し、ウェバーにかけた。ブレーザーズは贅沢税の支払いは免除されたが、2年間のサラリーをアンダーソンに支払わなければならない
さらにポートランドは来シーズン$12.8ミリオンニック・ヴァン・エクセルもウェバーにかけた。エクセルはAヒューストンルールではない。
ケヴィン・ガーネットに「彼は静かな暗殺者だ」とまで言わしめたデレク・アンダーソン。2000-2001シーズンにスパーズに移籍してその才能を開花させ、スパーズのPGとしてスターターになると思われたが、翌年スパーズはトニー・パーカーを獲得しアンダーソンはブレーザーズに移籍した。
Aヒューストンルールを適応される事は、その名前からとても恥ずかしいと思ってしまうが「チーム側は馬鹿げた高額契約をしてしまったので戦力アップを計る事ができない。プレーヤー側はそのサラリーが足かせになって他チームとの交渉&トレードもできない。なので残りのサラリーを退職金代わりにして出て行って頂く。しかも各チーム1度きり1人だけ。」という理解をするとそれほど悪くない。
本当に優秀なプレーヤーなら現在の常識範囲内で他チームと高額契約する事も可能になるルールだと考えています。
[コメント]例えばシャックがアランヒューストンルール適応になると、ほぼ全チームがサラリーキャップ上限ぎりぎりのオファーをするでしょう。全てはプレーヤー次第というわけです。