「スタジアム総立ち。」
毎回、満員御礼のマディソンスクエアガーデンでのヒート戦。マイアミファンもけっこう来てます。ただ、ブルズやレーカーズファンのようにずっとファンという感じではないですね。ミーハーが多いようです。特に女性ファンがいました。カップルで来て彼はニックスファンで彼女がヒートファンめっちゃおった。
マイアミ戦といえば、昨シーズンのシーズンオープナーのホームゲームで悪天候の移動で疲れ果てたマイアミを撃破し、自信をつけたニックスはその後開幕6連勝と波に乗ってプレーオフ進出を果たしたわけで、マイアミ戦はニックスにとって大事なゲームなのです。
さて、ゲームの方ですが、いつもスロースタートのニックスですが、昨夜は良いスタートを切れました。
ニックスはバルニャーニとボッシュのマッチアップを使いゲームを五分に持って行く事ができました。バルニャーニとボッシュは元トロントのフランチャイズプレーヤー同士。絶対に負けられないマッチアップは完全にバルニャーニの勝ち。というかボッシュってヘタレすぎる。ニックスファンから普段「77」としか呼んでくれないバルニャーニですが、バルニャーニにさえ勝てないボッシュを見て、ニックスファンは「ボッシュよりマシか」と考えを改めたのではないでしょうか。ただ昨夜のバルニャーニはめっちゃ気合い入ってました。いつもそんぐらいしてほしい。
要はマイアミの攻略は「ペイント内で勝つ」に尽きるわけで、昨夜はトロント対決で圧勝したバルニャーニに加え、ちょいだらしなかったがアマレもダブルダブルの活躍で、ケニヨンアニキとの3人で終止ゴール下を制してくれました。ケニヨンアニキも密かにバードマンとのマッチアップで圧勝してました。
(ケニヨンアニキのシュートやフリースローが入らない事をブツブツ言ってるニックスファンがいますが、そもそも$1.4ミリオンの控えベテランプレーヤーでシーズンほとんど離脱しているチャンドラーや、当たり負けする$11ミリオンPFバルニャーニの代わりにスターターCやってるわけで、本来いつ怪我が再発してもおかしくない状況でがんばっていただいているわけなのでシュートが入らないぐらい目つぶれやっ!と思ったりします。)
メロとレブロンのマッチアップも全国中継だけあって見応え十分でございました。メロはレブロンとオフェンスではほぼ五分で渡り合わないとニックスの勝利はありえないわけですが、昨夜はキッチリと仕事をしてくれました。
そして現在乗りに乗ってるのSGシャンパートくんも相変わらず走り回ってくれてました。
人気者のハーダウェイJrくんは第3クオーターにアマレのシュートミスをそのままダンクで叩き込みスタジアムを多いに盛り上げましたが、最終クオーターにマイアミにパスをしてしまうという痛恨のミスをしてベンチに引っ込められました。
(マイアミといえばゾー時代にジュニアのオヤジが活躍していたチームだけに、見ていて妙でしたが…)
結果102-92でニックスがまた勝利し、今年に入ってニックス4勝1敗と快進撃を続けております。
マイアミはPGチャルマーズが欠場したことで戦力が落ちたのは否めないですね。PGコールはPGフェルトンにさえプレッシャーを与えることはできませんでした。チャルマーズが出てたら3スティールぐらいはしてたでしょう。
あと結構キレがあったウェイドですがフリースローは6本打って1本も入りませんでした。正直ウェイドのフリースローはボッシュに次ぐ敗因の一つだと思います。
ともあれマイアミに勝利し調子に乗ってくれれば願ったり叶ったりですね。
とりあえず、わたしの機嫌はめっちゃいいです。