「アメリカのメディア」
スタン・ヴァン・ガンディ監督電撃辞任から一夜明け、昨日のパットライリー新監督率いるマイアミ対シカゴ戦、100-97で初陣を飾ったパットの手腕を早くも手のひらを返したかのように好評価をする、もしくは好評価をわざわざ選び掲載したスポーツニュース。
「パットの事を、ずる賢い奴、うそつき、共謀者、ご都合主義者っていったのは誰だ!」「ヴァンガンディ、勝手に家族とクリスマスを楽しめば!」という感じだ。
まだ1ゲームなので何とも言えないが、
「マイアミのスーパースター達でシカゴに3点差でやっと勝ったのか。」とも言えるし、「シャックをスコアラーにし、ウェードをPGにした新しいシステムに単純にシカゴが戸惑っただけ。」とも言える、昨日のアリナス抜きの軽快で活き活きとしたウィザーズのプレーに戸惑ったネッツのように。
(余談だが、アリナスはシュート数が半端じゃなく多く、成功率も低い、それで総得点が高いわけなので、他のプレーヤーにシュートチャンスなどありもしない。ジェミソンを除いては。と最近あアリナスの評価を下げている私。正直昨日のウィザーズは面白かった。マイアミよりも。)
最後に私の正直な意見としては、
もしも、シャックをトレードしてなければ、3年前の面子、ウェイド、バトラー、オドム、ハスレムに新しく若いセンターとPGを入れていれば、シャックを入れなくてもカンファレンス優勝を狙えるチームになっていたのではと思う。ヴァンガンディも評価され、さらにウェイドは言うに及ばず、今やピッペン2世と言われるオドム、RJと引けを取らないほどディフェンスの能力を持つスコアラー・バトラー、マイアミを影で支えるリバウンドマシーン・ハスレム達プレーヤーを選んだライリーのプレジデントとしての手腕はジョー・デゥマースと肩を並べるほどになっていただろう。
最後にマイアミファンは、オッサン達に混じって、しょうもないギャグに愛想笑いしながら、たった$3ミリオンで低姿勢&真面目にバスケットをしているウェイドが毒されないのを祈るしかない。