「ディフェンス」
またまた寒波で零下10度以下のホームでのシクサーズ戦。
ニューヨークも寒かったが、ゲームも凍えるぐらい寒かった。
ルーキーPGカーターウイリアムスの活躍で新時代が始まったが、勝つことはできず13勝28敗のシクサーズに、よもや負けることはないだろうと思っていたが…結果は106-110でニックス完敗。
敗因はなんといってもディフェンス。チャンドラー、バルニャーニ、はたまたメロとそこそこデカイニックスプレーヤーがぼーっとゴール下でボールが落ちてくるのを待ってる間に、木偶の坊をスイスイすり抜けてオフェンスリバウンドを取るシクサーズガード陣。
シクサーズもそんな大した事はないのだが、ニックスはさらにだらしない。寒いからですか?
特に足を引っ張ったのはバルニャーニとJR。バルニャーニのディフェンスは最悪なんだけど、ブーイングされると、ちょいブロックしたりドライブしたりと健気を装い帳尻を合わせにくるもんだから、心優しいファンには許されている。
JRはハーフタイムショーにチラっと飛び入り参加して会場を盛り上げに来るが、プレーでも盛り上げろよ。いや、その前にその入らないフリースローの練習でもしろ!と思わずにはいられない。
昨夜は意外にもクリッパーズやサンダーよりも多くのシクサーズファンがつめかけ声援を送っておりましたが、わたしの前方にいたシクサーズ男子がシュートが入るたびに立ち上がってオラオラと騒ぐもんだから、ニックスファンが野次る。シクサーズ男子はさらにエスカレートする。しまいにはシクサーズファンの前に座っていたニックス女子が「てめーのきたねーツバ飛ばすんじゃねー!」とブチ切れる。それでも止まらないシクサーズ男子、とうとうセキュリティに連れて行かれる。最終クオーターにやっと説教部屋から戻って来たシクサーズ男子は少しはおとなしかったものの、体がムズムズしだしたのか、また立ち上がってまわりのニックスファンに中指を立てるは、アソコを立てるポーズもするわで、下品極まりない。最後の最後に、子連れの父ちゃんがブチ切れて「テメー子供の前でなんてことしやがるっ!」とすったもんだ始まったが、周りの人はスポーツ観戦に来て子供の教育上良くないだろーだ、どーのこーのはちょっと話が違うだろーと静観。とかしているうちにゲームオーバー。結果シクサーズにもシクサーズファンにも「マディソンスクエアガーデンで啖呵切るなんざー10年早えーんだよっ!おととい来やがれっ!」とも言えないニックスファンでした。